2013年12月16日月曜日

いざ、旭川へ!

  おはようございます!  今回は新しい出会いと旅のお話を。
  このページを開いて下さって、本当にありがとうございます*\(^o^)/*

  札幌は大吹雪に見舞われた先週末、私達実行委員メンバーとボランティアの方々との初顔合わせがありました。来年3月の第一回アール・ブリュット札幌展でお世話になる映画のイベントをされてる方や、作品からグッズを起こすお仕事の経験をされてる方にも参加していただきました。忘年会と銘打って、美味しいシンガポール料理をいただきながら、まずは自己紹介から。
  初顔合わせでしたので多少の不安がありましたが、アール・ブリュットに魅せられたと言う唯一の共通点がそれを吹き飛ばしてくれました。そう、本当にそれしか共通点がなかったのです。けれども、とても楽しく過ごす事ができました。それだけ、魅力があるのですね。。。この中毒性のあるアール・ブリュット。。私達も展覧会を開催するにあたってまだまだ勉強していかねばならぬ事、知っておかなければならない事は沢山あります。展覧会まであと3ヶ月、皆様に楽しみにして頂ければ幸いです!  (引き続き、ボランティア大募集していますので興味の湧いた方、ご連絡下さい)

  時をさかのぼる事数時間前………実行委員メンバーは旭川におりました。旭川は比布町…さ、寒い!耳がちぎれそうです!80デニールのタイツも役立たずです!

  旭川への旅の目的は、日本のアール・ブリュットにおける第一人者、工藤和彦氏にお会いする事でした。長身のとても気さくな方でした。

                       (右から二番目が工藤氏)

  ご自身は陶芸家であり、そして「NPO法人 ラポラポラ」の代表をされています。ラポラポラは、北海道のアール・ブリュット作家の創作支援や展覧会の企画などを中心に活動している団体です。そこで2009年に企画された「アロイーズ展」で、我らが委員長が深い感銘を受け、今回の札幌での企画に繋がったという次第なのです。

  アロイーズ。。。お恥ずかしながらブログ担当者はこの実行委員会に関わるまでは全く知りませんでした。アール・ブリュットの世界ではとても有名な女性アーティストです。ご存知ない方、ここで、少しお時間を作って是非「アロイーズ」で検索してみて下さい。甘く官能的な作品を見る事が出来ます。併せて、略歴なども見ていただくと、なんとなく「アール・ブリュット」が見えてくるのではないかな、と思います。

  今回は、工藤氏が保管されている札幌在住のあるアーティストの作品をお借りすることと、講演のお願いにあがりました。その、お借りする作品群は…ずっと見ていたい…としか言えません。後は皆様に直接確かめていただきたいと思っております。
  工藤氏の講演は初日の3/16(日)に企画させていただいています。是非、ほんの少しだけ、アール・ブリュットの予習?をされてから聴講していただくと、とても有意義な時間になるはずです。予習とは、アール・ブリュットに興味を持ってもらう事で十分です。

  生(き)の芸術。アール・ブリュットと言う概念を最初に提唱したジャン・デュビュッフェは、次のような言葉を残しています。
 「芸術はわれわれが用意した寝床に身を横たえに来たりはしない。芸術は、その名を口にしたとたん逃げ去ってしまうもので、匿名であることを好む。芸術の最良の瞬間は、その名を忘れたときである。」  


                                                        (YK)

  

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