2014年1月23日木曜日

スタンプラリーやりませんか?

  皆さん、お久しぶりです!
実は、実行委員達は今、かなり走り回っております。何せ、何から何まで初めての事。委員会が発足した当初はこんなにもやる事が沢山あるとは梅雨知らず…しかしもうすぐ皆さんにご覧いただけると思うと、ここでへこたれる訳には行きませーん!では本題です( ̄^ ̄)ゞ

 第一回アール・ブリュット札幌展は、よりⓘどこ オノベカさんをメイン会場として、市内4会場で繰り広げられます(今回のブログ題名がここで絡んできました)。
オノベカさんでは、13人の作家さんによる50点以上のアール・ブリュット作品を展示させて頂きます。かなりの展示数ですが、こちらで「アール・ブリュットって、こんな感じ!」と体感して頂くのが狙いです。そして、数名の作家さんによる個展を他3会場で開催します。それぞれの個性で満ちた会場で、より深くアール・ブリュットを感じて頂けたら、とても嬉しいです!
と言う事で今回は、第一回アール・ブリュット札幌展の開催にご協力頂く、市内3店舗のカフェレストラン、フェアトレード店のご紹介です*\(^o^)/*
 
  まずは「あじと café日びの」さん。白壁で統一されたこちらの店内は、とても清々しい気分にさせてくれます。お肉を使っていないハンバーグやお豆だらけのカレーなどヘルシーメニューが多く、食べた後は身体に優しくした感じになります。使われているお米も無農薬で、雑穀米はモチモチして美味しいですよ。個人的にはホットジンシャーお勧めです(^^)
  あじとさんでは、「阿部淑子展」を開催します。淑子さんの絵は抽象画です。色んな“色模様”が画用紙の上でにじんだり混ざり合ったりしています。あじとさんでの展示を淑子さんの絵に決めた理由は、「白い壁に飾ったらさぞかし綺麗だろうなぁ」でした。委員長イチオシの淑子さんの絵とヘルシーランチのコラボ?を楽しんでください!

                       
第一回アール・ブリュット札幌展 〜阿部淑子展〜

3月15日()〜22日(

会場「あじと Café日びの

住所 札幌市中央区南16条西4丁目1-10

http://www.itadakimasu-jp.net/hibino/

営業時間 11:30〜18:00(金土は22:00まで)

 ※開催中は貸し切り等のため営業時間が変動する場合があります。



  続いて、「WORLD BOOK CAFE」さん。名前の通り、"世界"や"旅"に関した本が沢山並ぶカフェです。本好きにはたまりません。最近、店内の全図書が借りられるようになりましたね。こちらも、とても居心地の良い素敵なカフェさんです。パスタの茹で具合が最高!各席に暖かい膝掛けが用意されているのも嬉しいです。

  WORLD BOOK CAFEさんでは「坂本章博展」を開催します。旅先での風景や日常で目にしたものが、カラフルかつ大胆な構図で表現されています。彼の自由な色使いは、見る人の気分を不思議と明るくさせてくれます。海外を旅された経験が豊富なオーナーさんにもとても気に入って頂いた作家さんです。

  

 

第一回アール・ブリュット札幌展 〜坂本章博展〜

3月15日()〜22日(

会場「WORLD BOOK CAFE

住所 札幌市中央区南1条西1丁目2 大沢ビル5F

http://www.world-spirallife.com/

営業時間 12:00-22:30



  最後は、「フェアトレード雑貨&レストラン  みんたる」さんです。各国のフェアトレード雑貨が所狭しと並んでいるこちらのお店は、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、なんと基礎工事以外は全て手作り。とてもアットホームな空間で、ついつい時間が経つのを忘れてしまいます。ネパールカレーも絶品です*\(^o^)/*

  みんたるさんでは、数人の作家さんによる織り物を展示させて頂きます。裂いた着物地、毛糸、その他(?)…

なんともユニークでこだわりのある“織”は心和ませてくれます。気に入って頂けたら、ご購入も可能です。

"アール・ブリュット"って絵だけではないのですね!



 

第一回アール・ブリュット札幌展 〜織展〜

3月15日()〜28日(金

    ※定休日の関係で少しだけ会期を長くして頂いています。

会場 「フェアトレード雑貨&レストラン みんたる」

住所 札幌市北区北14条西3丁目2-19

http://mintaru.com/2011/doc/?r=5

営業時間 11:45-22:00(日月祝日・休み)


 今、スタンプラリーカードを製作中です。デザイン難航中です!

スタンプラリーカードを握りしめ、第一回アール・ブリュット札幌展全会場の作品を楽しんで頂きたいと思っております。全ての会場にカードを置かせていただきますのでスタートはどこからでも。完走者には、もれなく良いことがありますよ〜!!

  会期は一週間あります。ぜひ、ぜひ、3店舗のオススメメニューとご一緒に作品のご鑑賞をお楽しみ下さい。


                                                 (YK)



 


2014年1月19日日曜日

会場のご紹介!


 みなさん、こんばんは!
毎日、とてもとても寒いですね。いかがお過ごしでしょうか?
こんな時は、温泉につかり暖かい部屋で湯豆腐をつつきたくなります(+熱燗)。

  さて、年が明け第一回アール・ブリュット札幌展の詳細も決まってまいりました!今回会場としてお借りするのは、市電 中島公園駅近くにありますコミュニティ&レンタルスペース よりどこ オノベカさん。年間を通し多種多様で素敵なイベントに出会える場所です。

      こちらがオノベカさん。
      黄色い外観がなんとも
      可愛らしいです♡ 
  http://ais-p.jp/onobeka/←チェケラ!

  もともと古民家だったそちらの館内は、味わい深い床や壁、梁に囲まれていて、この度展示させていただく作品達も、その滋味溢れる素敵な空間にぴったりはまりそうです。住んじゃいたいくらいです!
  13人の作家さんの作品展示を予定しています。是非お気に入りの作家さんを見つけにいらしてください。 また展覧会開催中は、会場1Fカフェスペースにてカフェ営業もさせていただく予定です。鑑賞の後にコーヒーはいかがですか…(^^)
  そしてオノベカさんでの展覧会を軸に、市内(中央区・北区)のカフェやフェアトレードのお店で作品展示を同時開催する予定です。
  オノベカさんでも展示予定である4〜5人の作家さんの、他の作品をより深く見ていただく為、計三店舗のご協力のもと個展のような形を取らせていただきました。そちらの素敵なお店のご紹介は次回のブログで*\(^o^)/*

  オノベカさんでの展覧会のスケジュール、および場所は以下ご参照ください。

●2014年3月16日(日)〜22日(土) 
10:00~18:00
 ※16日は15:30からオープンとなり、予約制のオープニングパーティとなります。
 ※20日と21日は夜間も営業いたします(22時まで)。
 ※22日最終日は16時までとなります。

●入場料 無料    
 ※16日はオープニングパーティーにつき、1ドリンク代として要500円

●場所 コミュニティ&レンタルスペース よりどこ オノベカ (札幌市中央区南11条西7丁目3-18)


〜 講演会・オープニングパーティー 〜
  3月16日(日)
   15:30 開場
   16:00〜17:00 工藤和彦氏による講演
   17:00〜21:00 オープニングパーティー 
                                
 
  工藤和彦氏について
 陶芸家。高校を卒業後、信楽焼作家神山清子先生に師事する。滋賀県内アウトサイダー・アートに興味を持ち支援を始める。北海道に移住し、陶芸家として独立後もライフワークとして支援活動を続け、2006NPO法人ラポラポラを設立アール・ブリュット、アウトサイダー・アートの研究、発掘調査、アートディレクターなどに取り組旭川市在住。
2008年「アール・ブリュット/交差する魂」展
2009年「アロイーズ」展/「北海道のアウトサイダー・アート」展 
(共に道立旭川美術館にて開催)

 ※講演会では混み合う場合に椅子がご用意できない場合がございます。予めご了承ください。

  工藤氏の講演は、私達実行委員もとても楽しみにしています。アール・ブリュットが好き、アール・ブリュットをもっと知りたい、という方は、是非この機会を逃さずに!


  ご予約・お問い合わせ先
  「アール・ブリュット札幌展実行委員会」  代表  國陶 たやか   (くにすえ たやか)
  Email : artbrutsapporo2014@gmail.com
  Tel     : 080-1860-5792  (國陶)
   




  今年はアール・ブリュット元年と言われているそうです。というのも、国が支援を今年度から始めるとの事です。流行の予感です(^^)

関連記事です。
  私達実行委員会が目標の一つに掲げている、アール・ブリュットの啓蒙。この展覧会が少しでもそうした効果を挙げられるよう、頑張っていきたいと思います!
  開催まで二ヶ月を切りました〜!ドキドキ、ワクワクを皆様とご一緒に体感したいと思っております!


                                  (YK)

2014年1月5日日曜日

アロイーズに続き、もう一人ご紹介

  明けましておめでとうございます!2014年!!
  今回の年末年始は長くお休み出来た方も多いのではないでしょうか?ブログ担当者も市内の実家に戻り、雪掻きと食べ飲みの日々…大雪のおかげ?で、例年にみられる体重増加も防ぐことが出来てまずまずの年明けです(*^^*)
  テレビのお正月番組にも飽きた頃、「セラフィーヌ」を読み終えました。

  アール・ブリュット好き歴が非常に短い私は勉強を兼ねて、この本を委員長に貸してもらいました。
  映画「セラフィーヌの庭」の原作本で、映画をごらんになられた方も多いかと思います。
  フランスに実在した女性画家 、セラフィーヌ・ルイ。彼女の作品は素朴派ともアール・ブリュットとも言われています。家政婦だった彼女は40歳を過ぎた頃、天命により絵筆を取りはじめます。昼はハードな家政婦、夜は“描く仕事”と言う二重の生活を送る事になります。
  “素朴派”も“アール・ブリュット”も、芸術的な訓練、教育を受けていない人が生み出した作品(素朴派は絵画に対してのみ)に定義されます。この二つはイコールではありませんが線引きもなかなか難しそうです。素朴派の作品の多くは対象が写実的に描かれており、主題がわかりやすい傾向があります(素朴派となっていますが、素朴な印象と言う事ではないみたいですね)。セラフィーヌの絵は、草や木、野花といった対象が控えめでありながらも、その多くは写実的とは言い難く、どこか複雑ささえ感じます。
  ここで、セラフィーヌの作品が分類される時のもう一つの“アール・ブリュット”について考えてみますと、「自身の内側から湧き上がる衝動のままの表現…」という概念は、彼女の絵にしっくりきます。対象を写実するのではなく、心の中の花や草木を描いていたのでしょうか。絵でありながら、その中で植物が成長を続けているかの様な感じがあります(実物は見た事ないのですが…)。どちらかというと、アール・ブリュット寄りの雰囲気を感じます。唯一無二の存在である私達。それぞれの内側もそれぞれ。それをそのままアートにしたら?とても独創的で面白いでしょうね。もちろん、表現力や生まれ持ったセンスがセラフィーヌにはあったので、素晴らしい作品を描けたのでしょうけど。。気になった方、「また〜⁈」と言わずにセラフィーヌ・ルイで検索してみてください!隅から隅まで生命力で溢れた絵はとても素敵です!
 
  アール・ブリュット札幌展実行委員会の仕事始めは1/4でした。最終的な作品選定、展示方法、チラシやポスターの作成などが話し合いのテーマでした。会期開始まで二ヶ月ちょっとです! 会期が始まる頃はまだ札幌は冬だと思いますが、その後はだんだん暖かくなってくるのでしょうね。楽しみです。
  独創的で、生(き)のままの力強い札幌の作品達と一緒に皆様をお待ちしています!


    

日程  2014年3月16日(日)〜3月22日(土)
会場  オノベカ  (札幌市中央区南11条西7丁目)

                                                         (YK)