2013年9月14日土曜日

ともに福祉会のアートギャラリー「ひろば」へ見学に行ってきました!


≪アールブリュット札幌展≫に出展していただく、社会福祉法人ともに福祉会さんへお邪魔してきました~!

社会福祉法人ともに福祉会さんとは...
札幌市西区にある知的障がい者通所授産施設です。知的障がいを持つ方を対象に就労支援事業などを行っています。
週に一度創作活動の時間があり、そこで生まれた作品を常設展示するギャラリーが今年の春オープンし、テレビや新聞にも取り上げられ話題を呼んでいます。

明るい光が差し込むギャラリーはこんな感じ↓↓↓


女子大好き、雑貨コーナーもあります!絵画をプリントしたエコバックやクッション、ポストカードや便箋など。



ちょうど創作活動の日に伺ったので、見学させていただきました。
アクリル絵の具で豪快に描いてますね~!


こちらの女性はパステルクレヨンで。何を書いているかわかりますか?キツネと気球だそうです。


カラーサインペンで画用紙を塗りつぶしています。とても細かい作業です。


水彩絵の具で写真をモデルに花を描いています。でもそっくりそのままではありません。画用紙の大きさに合わせ、バランスを変えて再構成され、とても生き生きした感じになっているんですね。
下書き段階なので見えないかな?


みなさん、自分の描きたいものを好きな画材でマイペースに描いてらっしゃいました。
そんな創作活動の中から個性的で独創的な作品が生み出されるのですね。

来春のアールブリュット展ではその4000点あまりの中から厳選して20~30点くらいをお借りして展示する予定です。

お楽しみに!!!

また、ともに福祉会のアートギャラリー「ひろば」にも是非足をお運びください!

 場所:札幌市西区発寒14条14丁目2-33
 電話:011-663-0200
 時間:10:00~14:00 (土曜日は9:00~12:00)
 休館日:日曜日

2013年9月11日水曜日

リトルローズで開催中の織り展に行ってきました!


≪アールブリュット札幌展≫で織製品を出展していただく予定の、社会福祉法人「草の実会」生活介護施設〈リトルローズ〉で、ただいま「織り展」開催中です!

社会福祉法人草の実会さんとは…
札幌市内で障がい者日中活動支援事業や障がい者地域自立生活支援事業などを行っているところです。その日中活動支援事業のひとつとして、織り機を使った手織製品や木工品などを作っているのが南13西7にある生活介護施設〈リトルローズ〉です。
〈リトルローズ〉の1Fには、そこで作られた織製品を展示販売するショップがあり、今回の織展はそのショップで開催されています。

利用者の方々が織った個性豊かな作品がずらり!





織りの風合いを生かしたタペストリーや、おしゃれに加工した財布やペンケースなどの小物がスペースいっぱいに展示販売されていました。

全部かわいい~♡
作品選定も兼ねてアールブリュット札幌展実行委員会の女子メンバーで見に行きましたが、皆、目的を忘れ自分用の小物選びに没頭…?



「織り展」は9月14日(土)まで開催されていますので、是非足をお運びください!
市電通り沿いです。こんなかわいい看板が出ていますよ。






2013年9月4日水曜日

art brut sapporoのブログへようこそ!

はじめまして!
art brut sapporoのブログへようこそ!!!

このブログでは、2014年春に開催予定の≪アールブリュット札幌展≫についての情報を発信していきたいと思います。

その前に…あまり馴染みのない「アールブリュット」という言葉について、少しだけ説明したいと思います。

「アールブリュット」とは、フランス語で「生の(brut)芸術(art)」という意味の造語で、自身の内から湧き上がる衝動のままに表現した芸術作品やそのスタイルのことを指します。
1945年にフランスで提唱され、その後「アウトサイダーアート」と英語に意訳され、世界中に広まっています。

といっても「???」ですよね…。

芸術の世界において、何かを言葉で説明しようとするのは難しいですね。
アールブリュットも絶対的な定義というものはなく、それぞれが自分なりに解釈して楽しめたら良いのではないかと思います。


≪アールブリュット札幌展≫では、札幌在住のアールブリュット作家の作品を中心に絵画や手工芸品などを多数展示する予定です。
また、このブログでも国内外の様々なアールブリュットの作品を紹介していきたいと思います。

みなさんも、それらをご覧になり、ぜひ自分なりの「アールブリュット」を楽しんでくださいね!